【ヤサ男】生歌vs口パク
昨年末の紅白歌合戦、あまり視聴率が良くなかったようですね。視聴率良かろうが悪かろうが、私は紅白を観て、ゆく年くる年を観て年を越していますが。一時期は格闘技を観たり、ダウンタウンの番組を観たりしてたけど、歳を重ねると紅白に戻ってきてしまうんですかね。
さて、紅白(あるいは別の歌番組でもそうだけど)を観てると気になるのが、口パクで出場している歌手の皆様方です。代表例としては嵐でしょうか。
私は非常にアンチ口パク派でして、歌番組とかで口パク歌手がパフォーマンスしてても何にも心に響いてきません。ライブとかも口パクかどうかは興味すらありませんが、仮にライブでも口パクだとすると、お金払ってライブに行って、CDの音源を聴きに行くファンの心情が理解できません。それやったら家でCD聴いてたらいいやん・・・って思ってしまう。
基本的に私は口パクで人気を博している歌手とか大っ嫌いです。昨年の紅白の嵐の演出は特にヒドかった。スターウォーズとコラボして、嵐の5人がジェダイの騎士に扮するというもの。口パクのくせして、そんな見かけ倒しの演出でファンの気を惹こうとすることに嫌気が差してしまいました。
一方、やっぱり生歌はいい!SMAPの中居君は音痴なのは周知の事実だけど、それを気にせずソロパートでも堂々と歌っている。観ている方は音程を外さないかヒヤヒヤしてしまうけど、これは生歌の醍醐味であり、彼の潔さも清々しい。美輪明宏のヨイトマケの唄も世界観に引き込まれたし、森進一のおふくろさんも最後の「おふくろさ〜ん」の絶叫に鳥肌たった。普段自分が聴かない歌手でもここまで感動させてもらえる生歌ってやっぱり素晴らしい。
今の音楽シーンは口パク歌手がチャート上位を賑わしているけど、もっと実力派の歌手がチャート上位に来て、もっと日本の音楽文化が上のレベルへと熟成されてほしいと思う今日この頃。