ヤサ男ノユメ

家族とサーフィン、ジョギングを愛する30代後半のしがないサラリーマン。妻、幼い娘を養うべく日々奮闘中。そんなヤサ男に会社から転勤の辞令が・・・。愛する家族と離れ、寂しくもあり、羽を伸ばせてちょびっとだけ嬉しい気もする複雑な心境。このブログはそんなヤサ男が『気になる話題』、『気になるモノ』、『ひとり言』等々、勝手気ままに綴るページである。勝手気ままに綴ってるんで、勝手気ままに読んでもらえればこれ幸いかと。

【ヤサ男】SMAP解散騒動

年明けから世間を賑わしたSMAPの解散騒動、ひとまず解散という結果は回避されましたね。私はジャニーズ系が出演しているテレビ等は好き好んで観ませんが、SMAPに関してはそうでもありません。嵐に代表される口パク系の歌手を私は歌手とも思っていません。あれは自分の歌をBGMとして踊っているダンサーだと思っています。SMAPは歌が上手いとは思いませんが、気持ちを込めて生声で歌っています。歌番組で嵐が出るとチャンネルを変えますが、SMAPだと聞き入ってしまいます。

少し話がそれましたが本題に・・・。今回のSMAPの解散騒動。TVを観ているとSMAP育ての親であるマネージャーが独立を企て、それに賛同したメンバー4名(中居、草薙、香取、稲垣)もジャニーズから独立、木村のみが事務所への筋を通して残留。しかしマネージャーの独立は頓挫し、メンバー4名も独立を断念、ジャニーズ事務所への復帰を希望するもメリー副社長の逆鱗に触れ、それを木村が仲介役となりメンバー4名の復帰がかなったと伝えられています。元マネージャーやメンバー4名は逆賊、木村はSMAP存続に向けて汗水流した英雄みたいな扱いです。

しかし果たして真実はそうなのでしょうか。TVはどのチャンネルを回してもジャニーズタレントが出演している状況。これはジャニーズ事務所が頭を下げて出演させてもらっているのではなく、視聴率が稼げるからテレビ局側が頭を下げて出演していただいているという構図なわけですね。年末年始はどのチャンネルを回しても嵐ばっかり出ていて、僕は嫌気が差してテレビはほとんど観ませんでした。こういった構図だからテレビ局はジャニーズ事務所には頭が上がらない。つまり、ジャニーズ事務所のお気に召さない内容は自粛するわけですよね。そればかりか、今回の一連の騒動の情報はジャニーズ事務所が情報操作した疑いさえ持ってしまいます。

ある週刊誌は別の内容を伝えています(私はこちらが真実だと思っていますが)。

メリー副社長と元マネージャーは元々良い関係ではなかった上に、昨年の紅白歌合戦の司会を巡って関係が悪化。その際、メリー副社長が元マネージャーに発した言葉が、「SMAPを連れて事務所を辞めろ。SMAPは踊れないので事務所には必要ない」。この発言はSMAPメンバーの耳にも入り、この発言に慌てた元マネージャーはSMAPの移籍先を探し、大手事務所が引き受けることで合意。ところがここで計算外の出来事が。木村が「やっぱり事務所に留まりたい」と翻意し、元マネージャーや残りのメンバーには相談せずに事務所側に残留する意思を伝えた。引受先の大手事務所はメンバー全員が揃うことが移籍の条件だったため、移籍話は頓挫。木村以外のメンバーは移籍先が未定という宙に浮いた状態になってしまったわけです。

こうなるとTVで感じる印象とは異なってきますね。メリー副社長の上記発言はパワハラといっても間違いありません。事務所の絶対権力者から辞めろ、必要ないと言われれば、よほど図太くない限り辞めざるを得ません。いわば元マネージャーやSMAPは被害者です。その過程で木村が他のメンバーを裏切り、1人残留したというのは、気持ちは分からなくもないですが、やはり良い印象は持てません。

そして極めつけが、月曜日に放送されたスマスマ。冒頭の15分ほど観て、ものすごく嫌悪感を抱きました。「なんじゃこれ・・・」と。リーダーである中居が向かって左端、真ん中に残留した木村が立つという配置。そしてメンバーそれぞれから謝罪の言葉。これは誰に向かっての謝罪なんや??世間を賑わしたものの、不祥事を起こして誰に迷惑をかけたでもない。明らかにこれは事務所への謝罪会見。ジャニーズ事務所は公共の電波を使って、SMAPのメンバーに事務所に対して公開謝罪をさせたのです。吐きそうになりました。そもそも週刊誌の内容が正しければ、今回の騒動はメリー副社長ご老体が引き起こしたことであって、SMAPは騒動に巻き込まれた被害者。世間に対して謝るべきはメリー副社長であって、SMAPではない。絶対に謝らない、我を通す体質。どっかのならず者国家みたい。

今回の騒動でますますジャニーズ嫌いが増幅した感があります。